Midjourney, Inc. / 2022年7月(オープンベータ)
Midjourney
美しい絵を描いてくれるAI。
一枚絵の美しさで、いまも第一線を走り続ける温度感です。
どんなAI?
「絵の綺麗さ」だけなら、いまも一番という声が多いAI
Midjourney は、アメリカ・サンフランシスコの Midjourney, Inc. が作っている画像生成AI。 2022年7月にオープンベータが始まり、最初は Discord 上で動くチャットボットだけだったのが、2024年8月から Web 版(midjourney.com)が全ユーザー解放されて、ぐっと触りやすくなりました。 2026年4月には最新の V8.1 が GA に。HD モードが既定で 3 倍速・3 倍安く、moodboard や画像リファレンスの安定性も増しています。
特徴は、とにかく一枚絵が美しいこと。 ChatGPT の DALL-E や Gemini の Imagen と比べても、「アートとして飾れる絵」の精度では今も第一線。 v7 / V8 系では人物の顔(特にアジア人の顔)の破綻も大きく減って、SNS アイコンや絵本イラストといった「日常に飾る絵」に頼られる場面が増えています。 機械的というよりは、「気難しいけど、頼めば良い仕事をしてくれるアーティスト気質」 の温度感です。
公式 API はなく、Discord か Web の入力欄からしか触れません。Zapier や Make にも繋がっていないので、自動化やワークフロー組み込みには向きません。
そのぶん、「自分の手で一枚一枚仕上げていく」感覚で、ゆっくり付き合うツール。無料プランは存在せず、最低でも Basic($10)からの加入になります。
キャラクター・オブジェクト・乗り物などを参照画像から作品に持ち込みたいときは、V7 専用の --oref(Omni Reference)が便利。--ow で参照の強度を 0〜1000 で調整できます。
こんな時に頼ってます
暮らしのなかで、Midjourney が活きる6つの場面
Midjourney を「業務ツール」じゃなく「暮らしを少し華やかにする道具」として使うとき、こんな場面で頼っているという声をよく聞きます。
SNSアイコンを作り変えたいとき
「水彩タッチの猫、淡いブルー基調、丸構図」と頼むだけ。Personalization プロファイルを育てると、自分らしい絵柄が安定して出てくるようになります。
体験記を読む →結婚式の招待状をデザインしたいとき
Moodboards に会場の写真と新郎新婦の好きな色を投入。統一トーンの装飾画像を生成して、Canva で組版すれば一式完成。Standard プランで一ヶ月分賄えるという声も。
体験記を読む →子供への絵本イラストを描きたいとき
--oref(Omni Reference)で主人公や持ち物を参照画像から作品に持ち込めます。Relaxed 無制限の Standard プランなら、30 ページ規模の絵本も追加課金ゼロで作れます。
体験記を読む →LINEスタンプを自作してみたいとき
ペットの特徴を伝えてポップなタッチで生成 → 40枚のオリジナルスタンプに。「うちの子をモデルに作りました」と家族 LINE に投げるのが定番。
体験記を読む →名刺やプロフィール画像を一新したいとき
自分の雰囲気・職業・好きな色を伝えて、似顔絵風のアバターを生成。SNS と名刺の世界観を揃えると、不思議と自己紹介が滑らかになる、という人もいます。
体験記を読む →部屋に飾る絵が欲しいとき
「夜の京都、墨絵、月明かり」のように頼んでA3で出力 → 額装して玄関へ。市販ポスターでは見つからない、自分の家に合うアートが生まれます。
体験記を読む →料金
4つのプラン、無料はなし
「枚数を気にせず描き続けたい」なら Standard が現実的な下限。SNS アイコン作りくらいなら Basic で十分です。
Fast GPU 約3.3時間(約200ジョブ)。Relaxed なし。商用利用可(年収 $1M 未満)。試すならまずここから。
Fast 15時間 + Relaxed 無制限。絵本や招待状のように枚数を重ねる用途はここから一気に楽になります。
Fast 30時間 + Stealth Mode(生成画像をコミュニティギャラリーから非公開化)+ 12ジョブ並列。仕事でも使うなら。
Fast 60時間 + Stealth + 並列ジョブ最大。プロ写真家・スタジオ向けの最上位。
※ 料金は2026年5月時点。為替により円換算は変動します。無料トライアルは現在提供されていません。
もうちょっと詳しく
スペックを知りたい人向け
ふだんの使い方には必要ないですが、「他と比べたい」「仕組みを知りたい」人向けにまとめました。
機能・スペックの詳細
- 提供元
- Midjourney, Inc.(アメリカ・サンフランシスコ)
- 初回公開
- 2022年7月(オープンベータ)
- 現行モデル
- V8.1(2026年4月30日 GA、HD 既定)/ V8 Alpha(2026年3月17日)/ v7(2025年10月デフォルト化)/ v6.1(写実・人物向けに併存)
- 入力経路
- Discord ボット または Web 版(midjourney.com)。両方で同一アカウント利用可
- Web 版
- 2024年8月から全ユーザー解放。Moodboards / Personalization / Editor / Rooms(共同制作)が使える
- Personalization
- 200枚以上のレーティングで自分の好みを学習。v7 以降は実質必須機能
- Moodboards
- 参考画像を束ねて「世界観」として登録。結婚式や絵本のトーン統一に便利
- --oref(Omni Reference)
- キャラ / オブジェクト / 乗り物を参照画像から作品に持ち込む。V7 専用、GPU コスト 2 倍、
--owで参照の強度を 0-1000 で制御(default 100) - V1 Video
- 静止画から5秒動画を生成(Image-to-Video)。1ジョブで4本生成、Standard 以上で利用可、2025年6月リリース
- HD モード
- V8.1 で 2K ネイティブ。3倍高速・3倍安価で 4/30 から新規デフォルト
- Stealth Mode
- 生成画像をコミュニティギャラリーから非公開化。Pro 以上のみ
- Relaxed モード
- 生成枚数無制限(順番待ち)。Standard 以上で解禁、絵本など枚数勝負の用途で重要
- 公式 API
- 非公開。Zapier / Make の公式コネクタも存在しない。自動化はサードパーティ経由のみ
- 商用利用
- 有料プラン中に生成した画像は商用利用可。年商 $1M 超は Pro 以上必須
- 米国著作権局の扱い
- 100% AI 生成画像は著作物として登録されない。プロンプトと出力の著作権はサブスクユーザーに帰属(ToS 上)
- 料金(2026年5月時点)
- Basic $10 / Standard $30 / Pro $60 / Mega $120
主な出典: Midjourney Subscription Plans、 V8.1 Updates、 V8 Alpha、 Web for all、 Omni Reference --oref、 Terms of Service。 情報は 2026 年 5 月時点。最新情報は Midjourney 公式サイトでご確認ください。