うちの犬のLINEスタンプを40枚自作すると、家族LINEがにぎやかになる
たとえば、こんな夜
仕事から帰ってきて、家族LINEを開くと「OK」「ありがとう」「了解」が並んでいる夜があります。報告ばかりで、会話の温度が薄いと感じる瞬間があります。義実家のグループでは義母が頻繁にスタンプを送ってくれるのに、手元には絵文字と既製のクマしかありません。市販スタンプを買っても「他人のキャラ」で愛着が湧きにくい状態が続きます。
こんなふうに使える
愛犬や愛猫の写真を「ムードボード」にまとめて、Midjourneyに特徴を覚えてもらえます。「ありがとう」「お疲れさま」「いいね」など、よく使う言葉ごとにイラストを生成できます。LINEスタンプとして登録(個人利用なら審査不要、画像送信でOK)して、家族LINEに使えます。
想像してみると
カメラロールから愛犬「もも」の写真を15枚選んで、ムードボードにアップロードしてみる。「a cute cartoon-style shiba inu dog, LINE sticker style, simple white background」と打ち込んでみる。4枚出てきたうちの1枚を選び、子どもと一緒に「これはももっぽい」「これは違う」と並べてみる夜があります。40語ぶんを数日に分けて作ると、家族LINEに「うちの子」が一頭流れる空気が生まれます。
この記事でできること
家族LINEで「OK」「ありがとう」と短く返すだけのやり取りに、愛犬(例:柴犬のもも)の写真をMidjourneyに読み込ませて、いろんな表情と仕草のスタンプ風画像を40枚作ると、家族LINEの空気が一気に変わります。
- 愛犬や愛猫の写真を「ムードボード」にまとめて、特徴を覚えてもらえます
- 「ありがとう」「お疲れさま」「いいね」など、よく使う言葉ごとにイラストを生成できます
- LINEスタンプとして登録(個人利用なら審査不要、画像送信でOK)して家族LINEに使えます
使うもの: Midjourney(Standardプラン推奨)、スマホ
かかる時間: 写真の準備30分+40枚の生成2〜3時間(数日に分けて)
必要なスキル: スマホで写真を選んでアップできればOK
やり方:「うちの子」を覚えてもらう
ステップ1:愛犬の写真を10〜15枚集める
スマホのカメラロールから、愛犬の顔がよく写っている写真を15枚ほど選びます。横顔、正面、寝顔、おすまし顔。バリエーションがあるほどMidjourneyが特徴を掴んでくれます。
Midjourneyのv8.1ではムードボード(複数の参照画像をまとめて雰囲気を伝える機能)の安定性が向上していて、ペットのような「特定の見た目」を渡すのに向いています。 — Source: updates.midjourney.com V8.1
ステップ2:スタンプ用のプロンプトを書く
Midjourneyのムードボードを設定したら、こんな感じのプロンプトを試せます。
a cute cartoon-style shiba inu dog saying “ありがとう”, LINE sticker style, simple white background, expressive face, thick outline, soft pastel colors
「LINEスタンプ風」「白背景」「太めの輪郭線」と書くと、スタンプとして使いやすい絵柄になります。テキストも一緒に入れてもらいたい場合は、Midjourney v8 Alphaから引用符付きテキストの描画精度が上がっているので、"ありがとう"のようにダブルクオートで囲むのがコツです。 — Source: updates.midjourney.com V8 Alpha
ただ、日本語テキストは英語より精度が低めなので、文字は後でCanvaやスマホの画像編集アプリで入れる方が確実です。
ステップ3:40の言葉でひたすら生成する
家族LINEでよく使う言葉をリストアップします。
- ありがとう/ごめんね/いいね/OK/お疲れさま
- おやすみ/おはよう/いってきます/ただいま
- おなかすいた/ねむい/さむい/あつい
- すごい/びっくり/こまった/うれしい
- やったー/たすけて/いまどこ?
合計40個。1個につきMidjourneyで4枚生成して、1枚選ぶ。これをRelaxedモードで回せます。Standardプラン以上ならRelaxed無制限なので、追加課金なしで40枚作れます。 — Source: docs.midjourney.com Subscription Plans
数日に分けて、夜の30分くらいずつ。子どもと一緒に「もも、こういう顔するよ」「これはちょっと違う」と選ぶ時間が生まれます。
つまずきやすいところ:「うちのもも」じゃない柴犬が出る
ムードボードを使わずにただ「柴犬」と書くと、出てくる絵が全部「一般的な柴犬」で、ももには見えません。ももは目の上にちょっとだけ茶色のスポットがあるのですが、その特徴が全く出てこない状態になります。
ムードボードに15枚の写真をアップロードし直して、--p(Personalization、--v 7使用時)も併用すると、目の上のスポットや、ちょっと垂れ気味の耳が再現されるようになります。「うちの子」を強く出したい場合は、参照画像をしっかり用意するのが大事です。
学び・気づき:「うちの子」だらけのLINEになる日
40枚を撮り溜めて、スマホのアルバムに「ももスタンプ」フォルダを作って、LINEで個人利用として送り合えます(LINE公式のクリエイターズスタンプとして審査・販売することもできますが、家族LINEだけなら画像送信で十分です)。
すると、家族LINEのやり取りが少しずつ柔らかくなります。「OK」と一言返すかわりに、ももの「いいね」スタンプが流れます。義母が気に入って「ももちゃんスタンプ送って」とリクエストが届く流れもあります。
「効率化」というより、家族の会話に「うちの子」が一頭混ざってくる感覚です。在宅勤務中、夫から「お疲れさま」のももスタンプが届くと、無機質だったLINE通知に温度が戻ってきます。
注意しておきたいこと
- LINE Creators Marketで販売する場合、AI生成スタンプの取り扱いは規約を必ず確認してください。家族LINE内での個人利用なら制約は緩めですが、商用販売には別途審査と表記義務があります
- 既存キャラクター(チイカワ、すみっコぐらし等)を強く想起させるプロンプトは避けます。「うちの犬の特徴」だけを参照画像で渡すのが安全です
- ペットの顔を「実写そっくり」に再現するより、「特徴を残した可愛らしい絵柄」に寄せた方が、スタンプ用途には合います
- Midjourneyの
--oref(主人公固定)はv7専用で、v8.1では使えません。ペットの特徴を強く再現したい場合はv7+--orefを選びます — Source: updates.midjourney.com V8.1