ElevenLabs / 2022年(創業)
ElevenLabs
声を作る・残すAI。
静かで誠実、人の大切な瞬間に寄り添う温度感です。
どんなAI?
「肉声に最も近いAI音声」と呼ばれてきたツール
ElevenLabs は、2022年創業のロンドン・ニューヨーク拠点の音声生成AI企業。 2026年5月には ARR $500M を突破し、BlackRock や NVIDIA、俳優の Jamie Foxx らも投資家に名を連ねるなど、AI音声カテゴリのリーダー的存在になっています。 テキスト読み上げ(TTS)から始まり、Voice Cloning、効果音、音楽生成、書籍朗読アプリ(Reader)、音声エージェントまで、声に関わるほぼ全領域を一社でカバーしているのが特徴。
一番の強みは、Professional Voice Clone(PVC)の品質。 30分〜3時間の録音さえあれば、その人の声を高い精度で再現できます。 日本語の Voice Cloning も公式の日本語ページが用意されるなど、対応の手厚さが増してきました。 派手というよりは、「静かで誠実、人生の節目にそっと寄り添うツール」 という温度感です。
無料プランでも月10,000文字(音声約10分)まで使えますが、Voice Clone を試したいなら最低でも Starter($5)から。 一方で、同意のない音声合成(なりすまし詐欺)は社会問題化しているため、PVC 登録時には本人音声プロンプト録音が必須化されています。 「声を残す」という重い意味を、技術側もちゃんと受け止めている会社です。
こんな時に頼ってます
暮らしのなかで、ElevenLabs が活きる6つの場面
ElevenLabs を「業務ナレーションツール」じゃなく「大切な声を未来へ届ける道具」として使うとき、こんな場面で頼っているという声をよく聞きます。
親や祖父母の声を未来に残したいとき
健康なうちに30分のフリートークを録音 → Professional Voice Clone で登録。孫への絵本朗読や年賀メッセージに、本人の声が静かに残り続けます。サクッと試すなら1〜2分の音声で Instant Clone でも形になります。
体験記を読む →絵本を毎晩、別の声で読みたいとき
Reader アプリに PDF を入れて、Instant Voice Clone で代用。寝かしつけ用に毎晩違う本を、お父さんお母さんの声で再生できます。
体験記を読む →音声日記を聞き返したいとき
書いた日記を自分の声で読み上げてもらう、という使い方も。文字で読むのとは違う角度から、今日の自分の言葉が聞こえてきます。
体験記を読む →ナレーション付きの動画を作りたいとき
YouTube ショートや家族向けムービーに、多言語のプロ品質ナレーションを後付け。撮り直しの必要がないので、編集が驚くほど楽になります。
体験記を読む →子供と声優ごっこをしたいとき
「魔法使いっぽい声」「優しいおじいさんの声」を作って、おもちゃのスピーカーから流す。お話の世界が、ぐっと立体的になります。
体験記を読む →故人の声で弔辞や思い出を残したいとき
生前の録音から PVC を作り、命日や法要で本人の声を流すという、いわゆる Memorial Tech 領域での利用も。遺族全員の同意が前提という温度感です。
体験記を読む →料金
6つのプラン、暮らしの用途は Creator まででだいたい収まる
「親の声を遺したい」なら Creator が現実的なライン。お試しなら Free か Starter で十分です。
10,000文字/月(約10分)、Instant Voice Clone は不可、非商用かつアトリビューション必須。お試し用。
30,000文字、Instant Voice Clone 解禁、商用ライセンス付与、アトリビューション不要。
100,000文字(約2時間)、Professional Voice Clone 解禁、44.1kHz PCM 出力、Studio フル機能。「親の声を遺す」用途ならここから。
500,000文字、192kbps 出力、43+ 並列リクエスト、PVC 複数登録。家族全員分の声を管理するなら。
200万文字、低レイテンシ優先、商用ライブラリ販売可。プロ制作向け。
1,100万文字、SOC2/GDPR/HIPAA BAA、SSO 対応。組織用の最上位。
※ 料金は2026年5月時点。為替により円換算は変動します。公式の料金ページで最新を確認 →
もうちょっと詳しく
スペックを知りたい人向け
ふだんの使い方には必要ないですが、「他と比べたい」「仕組みを知りたい」人向けにまとめました。
機能・スペックの詳細
- 提供元
- ElevenLabs(ロンドン / ニューヨーク拠点、2022年創業)
- 事業規模
- ARR $500M 突破(2026年5月時点)。BlackRock / NVIDIA / Jamie Foxx 等が出資
- 現行フラッグシップモデル
- Eleven v3(2025年6月アルファ、2026年中 GA 予定)/ Multilingual v2(商用利用安定モデル)
- 対応言語
- Eleven v3 で 70+ 言語、Multilingual v2 で 29 言語
- 感情タグ
- v3 では `[laughs]` `[whispers]` `[sighs]` 等をテキスト中に埋め込み可能。Multi-speaker dialogue を1リクエストで生成
- Instant Voice Clone (IVC)
- 1〜2分のクリーンな音声で即時クローン。Starter プラン以上で利用可。リバーブ / アーティファクト / 背景ノイズの無い連続音声が推奨
- Professional Voice Clone (PVC)
- 30分〜3時間の高品質サンプルが必要。本人同意の音声プロンプト録音必須(なりすまし対策)。Creator プラン以上。年齢要件と検証フローあり
- Sound Effects
- テキストから効果音を最大22秒生成。2024年5月ローンチ
- Music
- 著作権クリアの BGM / 楽曲生成。Suno と競合領域。2025年8月ローンチ
- Reader アプリ
- iOS / Android で無料配布。任意の PDF・記事・電子書籍を本人クローン声で朗読。視覚障害サポートや絵本朗読に転用可
- Conversational AI / ElevenAgents
- 音声エージェント基盤。2026年3月に Guardrails 2.0、4月に Agent Templates、5月に Studio Agents をリリース
- ElevenCreative Music Marketplace
- 音楽ライセンス売買マーケット。2026年3月に Creative ツール内に統合
- 連携
- 公式 REST API + WebSocket ストリーミング、Python/Node SDK、Zapier 公式アプリ、Make 公式アプリ、n8n コミュニティノード
- 定番組み合わせ
- OpenAI ChatGPT / Anthropic Claude で原稿生成 → ElevenLabs で朗読、というワークフロー
- 安全対策
- AI Speech Classifier(生成音声検出ツール)公開、PVC 本人音声プロンプト確認、ディープフェイク悪用報告窓口あり
- 料金(2026年5月時点)
- Free $0 / Starter $5 / Creator $22 / Pro $99 / Scale $330 / Business $1,320
主な出典: ElevenLabs 公式料金ページ、 Eleven v3 announcement、 Voice Cloning、 AIボイスクローン(日本語版)、 ボイスクローンの詳細、 API リファレンス、 Safety。 情報は 2026 年 5 月時点。最新情報は ElevenLabs 公式サイトでご確認ください。