副業で書きためたnoteを、自分のアバターのオンライン講座にする
たとえば、こんな週末
平日は本業のPR広報、夜と週末は自社メディアの運営とクライアントのSEO記事制作。3年続けた副業ライティングのノウハウは記事に書きためているものの、「動画でも残したい」と思いつつ撮影のハードルで止まっている――そんな副業ライターは多いはずです。「動画版あったら買います」と参加者から言われても、自分のカメラ前で20分間話し続けることが、想像するだけで気が重い週末があります。
こんなふうに使える
SynthesiaのPersonal Avatarを使うと、自分のWebcam撮影でアバターを作り、講座動画の主役にできます。書きためた文章を、そのまま講座台本に再利用できます。SCORM対応の動画書き出しに対応しているので、UdemyやThinkificに載せやすい設計があります。
想像してみると
Creatorプランに課金して、自宅のデスクで5分の撮影を済ませます。同意フレーズと表情パターンを録画して、翌日にはダッシュボードに自分のアバターが表示される。仕上がりは想像以上で、いつもの首をかしげるクセまで再現されていて少し笑える、という体験があります。
「ChatGPTで記事構成5案を作る」というテーマで、過去の3記事を統合して20分の講座台本を組み立てます。Googleスライドで講座スライドを15枚作り、各スライドのノート欄に台本を分割して入れる。生成すると、スライドと自分のアバターが画面に並ぶレイアウトの動画が流れます。Udemyに「副業ライターのためのChatGPT構成術」として公開し、最初の1ヶ月で何人かが購入してくれる――文字単価1.5円のクライアント記事を1ヶ月積み上げるのとは、レバレッジが別次元になる手応えがあります。
この記事でできること
- 自分のWebcam撮影でPersonal Avatarを作り、講座動画の主役にできる
- 書きためた文章を、そのまま講座台本に再利用できる
- SCORM対応の動画書き出しに対応しているので、UdemyやThinkificに載せやすい
使うもの: Synthesia(Creatorプラン $79/月) + ChatGPT Plus(構成相談) かかる時間: Personal Avatar作成は約30分、講座1本(20分動画)で約2時間 必要なスキル: PowerPointかGoogleスライドを使えればOK
「動画講座」が、ずっと積み残しになっている
副業塾オフ会を月1で主催している場合、参加者から「あなたの講座、動画版あったら買います」と言われることがあります。需要があるのは分かっている。けれど、自分のカメラ前で20分間話し続けることが、想像するだけで気が重い――そんな心理的ハードルがあります。
「副業講師として顔を出す」ハードルは、副業ライターであることをXで発信していても別物。スタジオ撮影は副業塾の利益を全部食ってしまう価格だし、家のリビングで撮ると背景の生活感が出る。本業の同僚に知られたくない、という事情もある。
SynthesiaのPersonal Avatarが「Webcamで5分の撮影 → 自分のアバターが完成」という設計だと知ると、これなら背景も照明も気にせず、何度でも撮り直せます。
手順:noteを講座台本に組み替える
ステップ1:Personal Avatarをまず1体作る
Creatorプラン($79/月)に課金して、自宅のデスクで5分の撮影を済ませます。同意フレーズと表情パターンを録画して、翌日にはダッシュボードに自分のアバターが表示される。仕上がりは想像以上で、いつもの首をかしげるクセまで再現されていて少し笑える――そんなレベル感があります(2026年5月時点の仕様)。
ステップ2:過去記事を台本に再構成
「ChatGPTで記事構成5案を作る」というテーマで、過去に書いた3記事を統合して、20分の講座台本を組み立てられます。
ここでClaudeを使います。3記事のテキストを投入して、「20分の動画講座として、初心者が躓きやすい順に並べ替えて、章立てを作って」と頼むと、まとまった構成案が返ってきます。Claudeの出した構成を叩き台に、いつもの言い回しに直して、最終的な台本にする流れです。
「AI生成のまま納品はしない」が副業ライターとしての信条なら、講座台本も最終的には自分の言葉でリライトする。ここを省略すると、副業塾の参加者が普段読んでくれている記事との一貫性が崩れます。
ステップ3:スライドと組み合わせて生成
Googleスライドで講座スライド(15枚)を作り、各スライドのノート欄に台本を分割して入れます。Synthesiaにインポートすると、スライドと自分のアバターが画面に並ぶレイアウトの動画が生成されます。
仕上がりは、普通にカメラ前で話している動画と見分けがつかないくらい。違和感があるのは、語尾の抑揚と、文の区切りで一拍置く呼吸感。これは台本の句読点を増やすことで調整できます。
ステップ4:Udemyに公開用書き出し
Synthesiaの公式情報では、SCORM形式の書き出しに対応していて、UdemyやThinkificなどのLMSにそのまま投入できると書かれています(2026年5月時点)。Udemyに「副業ライターのためのChatGPT構成術」として公開し、最初の1ヶ月で複数人が購入してくれる、という展開が期待できます。本気で動画講座を続けるなら撮影スタジオを借りなくても回せる、という手応えがあります。
つまずきやすい:「AIで作った講座」を開示するか
最大の悩みは、講座の説明文に「Synthesiaで生成しています」と書くかどうか。
書かないと、購入者が「講師が頑張ってカメラ前で話してる」と誤解する。書くと、講座の価値が下がる懸念がある。副業ライターとして「AI使用は隠さない、上手な使い方を発信する」スタンスを取るなら、最終的には講座詳細ページに「映像はAIアバター(Synthesia Personal Avatar)で生成しています。構成と台本は本人が執筆・監修しています」と明記するのがおすすめです。
結果、購入者の何人かが「むしろ参考になる事例として買いました」と感想をくれる流れも考えられます。AI使用の開示は、講座の信頼性を下げるのではなく、発信スタンスと整合する形で逆に強みになります。
学び:積み残していた「動画講座」が、副業の柱になる手応え
3年積み残していた「動画講座」が、Personal Avatar 1体と1本の講座で動き始める――そのスピード感は驚くべきものがあります。
時間で言えば、Personal Avatarの作成30分と、講座1本の制作2時間。これでUdemyに置ける動画教材が1本できる、というレバレッジの感覚は、ライティング副業を3年やってきた身からすると別次元。文字単価1.5円のクライアント記事を1ヶ月積み上げるのと、動画講座1本が継続的に売れていくのとでは、副業の収益構造が変わります。
ただし「動画なら何でも売れる」わけではなく、3年書きためた文章ノウハウという中身があるから、講座にできる。SynthesiaはAIで生成してくれるけれど、生成する中身を3年かけて作ってきた、という順番は忘れてはいけません。
次に試したい
- 副業塾オフ会の振り返り動画: 参加者だけが見られるリピート用動画として
- メルマガ購読者向け限定動画: テキストメルマガに動画特典を追加
- Thinkificに自社講座サイトを立ち上げ: Udemyに頼らない直販ルートも作っておきたい
注意しておきたいこと
- Personal Avatarの作成には、同意フレーズの音声と身分証提示が必須です。他人の顔・著名人の顔を使ったアバター作成は禁止されています — Source: Synthesia Trust Center
- AIで生成した動画講座を販売する場合、購入者への開示は明示することをおすすめします。プラットフォームによってはAI生成コンテンツのポリシーがあるため、Udemy・Thinkific等の規約は最新版を確認してください
- Creatorプランの動画は月30分の枠があります(年360分換算、2026年5月時点)。複数の講座を量産する場合は枠の管理が必要です — Source: Synthesia Pricing