冷蔵庫の中身を撮ってAIに「今夜なに作る?」を聞く使い方

たとえば、こんな夕方

時短勤務で保育園にお迎え、家に着くのは18時半。そこから「冷蔵庫を覗く→何があるか確認→レシピサイトで検索→足りない材料がある→違うレシピを探す」を繰り返しているうちに、子どもが「ママー、おなかすいたー」と寄ってきます。料理を作る前に、献立を決めるところでもう疲れている。そんな日が週に何度もある時期があります。調査でも「献立を考えるのが面倒」と感じている人は4割近く、レシピ検索そのものが苦痛、という声も多数あります。

こんなふうに使える

ChatGPTに冷蔵庫の写真を見せて気分まで伝えると、献立を考える時間が変わります。冷蔵庫の写真1枚と「今日の気分」を送るだけで、家にあるもので作れる夕飯の候補が返ってきます。レシピサイトを行き来する手間と「これじゃない」感が減ります。子どもの「これ食べたい」も会話に乗せられるので、献立決めが家族の会話に変わります。

想像してみると

冷蔵庫を開けて、棚全体が見えるようにスマホで1枚パシャッと撮ってみる。野菜室も別で1枚。ぐちゃぐちゃでも片付けずにそのままで大丈夫。ChatGPTアプリを開いて写真を添付して「この写真は今の冷蔵庫です。今日は疲れているのであんまり手の込んだものは作りたくないです。4歳の娘も食べられるもので、夕飯のメニューを3つくらい考えてくれますか」と打ち込んでみる。返ってくるのは「豚こまと小松菜のさっと炒め(10分)」「卵と豆腐のふわふわ丼(15分)」「ウインナーと野菜のコンソメスープ(10分)」のような3候補。子どもに「今日はね、お豆腐の丼かウインナースープか選べるんだって、どっちがいい?」と聞くと、4歳なりに真剣に悩んで「とーふ!」と答える。背中を向けて作っていた数分が、ちょっとしたおしゃべりに変わる時間が生まれます。

この記事でできること

夕方6時、保育園のお迎えの帰り道で「今日の夕飯どうしよう」と毎日のように頭を抱える方は多いと思います。レシピサイトを開いても「結局この食材ないじゃん」となって閉じる、あの徒労感。ChatGPTに冷蔵庫の写真を見せて気分まで伝えると、献立を考える時間が変わります。

  • 冷蔵庫の写真1枚と「今日の気分」を送るだけで、家にあるもので作れる夕飯の候補が返ってきます
  • レシピサイトを行き来する手間と「これじゃない」感が減ります
  • 4歳の子どもの「これ食べたい」も会話に乗せられるので、献立決めが家族の会話に変わります

使うもの: ChatGPT(無料版でOK・スマホアプリ) かかる時間: 約3分 必要なスキル: 写真を撮って送れればOK

手順:冷蔵庫を1枚撮って、気分も添える

ステップ1:冷蔵庫を開けて1枚撮る

特別なことはしません。冷蔵庫を開けて、棚全体が見えるようにスマホで1枚パシャッと撮るだけです。野菜室も別で1枚撮っておくと、提案の幅が広がります。

ぐちゃぐちゃでも大丈夫。むしろ「片付けてから撮ろう」と思った瞬間に挫折するので、ありのままで送るのがコツです。

ステップ2:写真と一緒に「気分」を伝える

ChatGPTアプリを開いて、写真を添付して、こう書きます。

この写真は今の冷蔵庫です。今日は疲れているのであんまり手の込んだものは作りたくないです。4歳の娘も食べられるもので、夕飯のメニューを3つくらい考えてくれますか。

レシピサイトには絶対に書けない「疲れている」「子どもも食べられる」を、そのまま言葉で書ける。ここがいちばん新鮮なポイントです。

ステップ3:返ってきた候補から選ぶ

数秒待つと、こんな感じで返ってきます。

  • 豚こまと小松菜のさっと炒め(10分) — 写っている豚こまと小松菜を使います。塩こしょうとごま油で炒めるだけ。お子さんには味を薄めに調整してください
  • 卵と豆腐のふわふわ丼(15分) — 卵と絹豆腐がありそうなので、めんつゆで煮てごはんにのせる丼です。噛みやすく、お子さんでも食べやすい温度感です
  • ウインナーと野菜のコンソメスープ(10分) — 冷蔵庫のウインナー、にんじん、玉ねぎを切ってコンソメで煮るだけ。これ単品でも夕飯になります

「今日は2番目で」と返事すると、より細かい手順まで教えてくれます。

つまずいたところ

提案された材料に「鶏むね肉」が入っていて、「いやそれ家にないけど…」と一瞬イラッとするパターンがあります。よく見ると冷蔵庫の奥の方が暗くて、写真ではほぼ見えていなかった、ということが起きます。

「写真に写っているものだけで作ってください」と言い直すと、ちゃんと写真の範囲内で提案し直してくれます。ChatGPTが見えているのは「写真に写っている範囲」だけ、と理解すると、こちらの伝え方も変わります。

もう一つ、最初は「肉じゃがのレシピ教えて」みたいに完成形を指定してしまって、結局材料が足りない、ということがあります。「家にあるもので作れる夕飯」とゴールを開いて聞くと、AIの方が候補をくれる、というのも使っていて気づくポイントです。

解決した方法:聞き方を「相棒」モードに変える

うまくいき始めるのは、ChatGPTを「正解を返してくれる検索エンジン」ではなく「冷蔵庫を一緒に覗いてくれる相棒」だと思うようになってからです。

具体的には、こんなふうに気分や条件を一緒に渡します。

  • 「写真のものだけで」「買い物は行きたくない」とハッキリ伝える
  • 「子どもが食べやすいように」「夫が薄味好み」など家族の好みも一言添える
  • 「20分以内」「フライパン1個で」みたいな時間と道具の縛りも伝える

すると、提案が一気に家事のサイズに合ってきます。

学び・気づき:献立決めが「家族のおしゃべり」になる

一番大きいのは、献立決めの数分が子どもとの会話の時間に変わること。

ChatGPTの提案を見ながら子どもに「今日はね、お豆腐の丼かウインナースープか選べるんだって、どっちがいい?」と聞くと、4歳なりに真剣に悩んで「とーふ!」と答えてくれる。これまでは「もう疲れたから、ある物で作るね」と背中を向けて作っていた時間が、ちょっとしたおしゃべりに変わります。

「効率化」とか「時短」というより、献立を決める疲れが少し外に出てくれる、という温度感です。空いた数分の余裕が、家族との会話にスライドする感じが、大きな変化として残ります。

次に試したい

  • 保育園の献立とのバランス調整: 連絡帳に書いてある今日の給食メニューを伝えて、夕飯がかぶらないようにしてもらう
  • 週末のまとめ買いリスト作り: 「これから1週間、どんな食材があれば回せるか」を相談する
  • 家族で同じ使い方を共有: パートナーが早く帰った日にも、冷蔵庫の写真を撮るだけで夕飯候補を出せるようにしたい

注意しておきたいこと

  • ChatGPTの画像認識は完璧ではありません。パッケージの中身や奥に隠れている食材は見落とされることがあるので、提案された材料リストはざっと目で確認するのがおすすめです
  • アレルギーがあるお子さんがいる場合、AIは家庭ごとのアレルギー情報を把握していないので、提案された材料を必ず自分で確認してください
  • ChatGPTの無料版でも画像入力は使えますが、1日に送れる画像の枚数には上限があります(2026年5月時点ではFree版で1日2枚、Plus版で50枚程度) — Source: ChatGPT File Uploads FAQ

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