子供と一緒にAIで「オリジナルすごろく」を作る

たとえば、こんな雨の日

外で遊べない週末の午後、お子さんが「ひま」を連発する時間があります。家にあるすごろくは何度も遊んで展開を覚えてしまったし、テレビばかり見せるのも気が引ける。自分でオリジナルのすごろくを作ってあげたいけれど、マス目の中身を30個考えるとなると、すぐに手が止まってしまう日があります。

こんなふうに使える

ChatGPT にテーマと対象年齢を伝えるだけで、すごろくのマス目を30個でも50個でも提案してもらえます。お子さんと一緒にテーマを決め、AI から出てきたアイデアの中から「使いたいもの」だけ選ぶ流れが組めます。マス目の文字は AI、絵と色塗りはお子さん、という分業で、画用紙1枚あれば世界にひとつだけのゲームが成り立ちます。

想像してみると

リビングのテーブルに画用紙と色ペンを広げて、お子さんに「今日はどんなテーマがいい?」と聞いてみる。「恐竜!」と即答が返ってきたら、ChatGPT に「小学2年生の子供と遊ぶ、恐竜テーマのすごろくを作りたいです。マス目のアイデアを30個考えてください」と打ち込んでみる。出てくるのは「ティラノサウルスの鳴きマネをする → 上手にできたら2マス進む」「火山が噴火!スタートに戻る」「翼竜に乗って空を飛ぶ → 好きなマスにワープ」といったアイデアたち。お子さんと一緒に「これ入れたい」「これは要らない」と選んでいくうちに、もう遊びが始まっています。マス目を画用紙に書き写しながら、恐竜の絵をお子さんが描き足していく。完成する頃には2時間が過ぎていて、「次は宇宙のすごろくにしよう」という声が聞こえる、そんな時間が流れます。

この記事でできること

雨の日や長期休みに、お子さんと一緒にオリジナルのすごろくを作ってみませんか。ChatGPTにテーマを伝えるだけで、マス目のアイデアが次々に出てきます。

  • 「恐竜の世界」「宇宙旅行」など好きなテーマですごろくのマス目を自動生成できる
  • イベントカードやミニゲームの内容もAIが考えてくれる
  • 子供がマス目の内容を選んだり絵を描いたりすることで「自分だけのゲーム」になる

使うもの: ChatGPT(無料版でOK)+ 紙・色ペン
かかる時間: 約40分〜1時間
必要なスキル: なし

市販のすごろくは「飽きる」

市販のすごろくやボードゲームは面白いのですが、何度か遊ぶと展開を覚えてしまい、お子さんの方が飽きてきます。

自分で作るとなると、マス目の内容を30個も考えるのが大変です。「3マス進む」「1回休み」ばかりになってしまって、結局つまらないものができあがる——そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。

ChatGPTにテーマと対象年齢を伝えれば、マス目の内容を30個でも50個でも提案してくれます。その中からお子さんが「これ面白い!」と選んだものだけ使えば、遊ぶ前からワクワクできるすごろくになります。

やり方:テーマを決めてAIにマス目を作ってもらう

ステップ1:テーマを子供と一緒に決める

まずお子さんに「どんなテーマのすごろくがいい?」と聞きます。恐竜、宇宙、ポケモン、お菓子の国、学校の1日、動物園——何でもOKです。

テーマが決まったら、ChatGPTにこう伝えます。

「小学2年生の子供と遊ぶ、恐竜テーマのすごろくを作りたいです。マス目のアイデアを30個考えてください。『3マス進む』のような単純なものだけでなく、ミニクイズやモノマネなど体を使うものも混ぜてください」

ステップ2:AIが提案するマス目から選ぶ

ChatGPTは、たとえばこんなマス目を提案してくれます。

  • ティラノサウルスの鳴きマネをする → 上手にできたら2マス進む
  • 「トリケラトプスの角は何本?」クイズに正解したら3マス進む
  • 火山が噴火!スタートに戻る
  • 翼竜に乗って空を飛ぶ → 好きなマスにワープ
  • 恐竜の卵を発見!次の番を2回サイコロが振れる

30個の中から、お子さんと一緒に使いたいマスを20個くらい選びます。「これは入れたい!」「これはつまんない」と選ぶ過程が、もう遊びの一部になっています。

ステップ3:紙にすごろくを描く

大きめの画用紙やカレンダーの裏を使って、マス目を描いていきます。スタートとゴールの位置を決めたら、選んだマス目を順番に書き込みます。

ここはお子さんの出番です。マス目に恐竜の絵を描いたり、火山のマスを赤く塗ったり。AIがアイデアを出して、子供がデザインする。この役割分担が意外とうまくいきます。

ステップ4:イベントカードも作れる

もう少し凝りたければ、ChatGPTに「イベントカードを10枚分考えてください」と頼みます。カードに書かれたイベントが発動するマスを何箇所か配置しておけば、毎回違う展開が楽しめます。

カードは折り紙やコピー用紙を切って作れば十分。手書きで内容を書き、裏面に恐竜の絵を描けば、お店では買えない「うちだけのゲーム」が完成です。

別のテーマでも遊べる

一度やり方を覚えれば、テーマを変えるだけで何度でも新しいすごろくが作れます。「来週は宇宙テーマで作ろう」「次はお菓子の国にしよう」と、すごろく作り自体がレクリエーションになります。

お子さんが成長してきたら、「AIにお願いする内容を自分で考えてみて」と任せるのも良いでしょう。どんなゲームにしたいかを言語化する練習にもなりますし、自分で指示を出してAIから結果を受け取る体験は、プログラミング的思考の入口としても面白いかもしれません。

実は大人同士でも盛り上がる

「飲み会すごろく」「旅行計画すごろく」のように、大人向けのテーマで作ることもできます。忘年会やパーティの余興として、ChatGPTに「罰ゲーム付きのすごろくを作って」と頼めば、その場限りのオリジナルゲームが10分で完成します。

まずは週末にお子さんと一緒に、画用紙と色ペンを準備するところから始められます。