夏の旅行計画をAIと壁打ちで作る — 「雨の日プランB」まで考える

たとえば、こんな7月の夜

夏休みのカレンダーに丸をつけたものの、肝心の旅行計画が手付かずの夜があります。行きたい場所はぼんやり決まっている。でも「何時にどこに行って、ランチはどこで、移動はバスか電車か」を全部決めるのが面倒で、ガイドブックを閉じてしまう時間が流れます。さらに夏の天候は読めず、当日雨だと屋外プランが全滅するリスクもある——準備が止まったまま出発日が近づいていく場面があります。

こんなふうに使える

目的地・日程・予算を伝えるだけで、タイムテーブル付きの旅行プランが5分で出てきます。天候が崩れた場合の「プランB」(屋内スポット中心)も同時に用意できます。「食事どこにしよう」「移動手段は?」の細かい部分もAIに提案してもらえます。叩き台をもとに「ここは違う」「これは良い」と調整する使い方ができるので、ゼロから計画するより圧倒的に早い時間で固められます。

想像してみると

7月の夜、ソファでスマホを開いて、ChatGPTに「夏の旅行プランを考えてほしい。長野・松本〜上高地、2泊3日、お盆明け平日、友人と2人、1人5万円、ハイキング・温泉・地元グルメ、東京から特急あずさ、現地レンタカー。晴れのプランAと雨のプランB両方ほしい」と打ち込んでみる。1日目「松本城→そばランチ→軽めのハイキング→温泉宿」、2日目「上高地散策→宿で夕食」、3日目「朝風呂→ワサビ農園→帰路」と時間割が並びます。続けて「雨のプランBは松本市内中心で美術館・体験工房・カフェ」と頼むと、別の旅程が返ってきます。気になるスポットの営業時間をGoogle Mapsで確認しながら、宿の予約サイトに切り替えていく——出発1週間前に旅程が固まる、そんな展開が描けます。

この記事でできること

夏の旅行、行きたい場所はあるのに計画を立てるのが面倒。しかも夏は天気が読めないから、当日雨だとプランが崩壊する——ChatGPT(スマホで使える無料のAIチャット)に壁打ち相手になってもらい、晴れの日プランと雨の日プランBの両方を一気に作る方法を紹介します。壁打ちとは、自分の考えをぶつけて整理すること。テニスの壁打ちのように、AIが返してくれるから考えが深まります。

  • 目的地・日程・予算を伝えるだけで、タイムテーブル付きの旅行プランが5分で出ます
  • 天候が崩れた場合の「プランB」(屋内スポット中心)も同時に用意できます
  • 「食事どこにしよう」「移動手段は?」の細かい部分もAIに提案してもらえます

使うもの: ChatGPT(無料版でOK) かかる時間: 15〜30分 必要なスキル: なし

旅行計画で一番面倒なのは「決めること」

当日「え、この観光地って月曜休み?」「この店、予約必要だったの?」——事前に調べておけば避けられた失敗が起きる場面があります。さらに夏の天候は不安定で、突然の夕立や台風で屋外プランが全滅することも珍しくありません。

ChatGPTは「旅行プランの叩き台を高速で出す」のが得意です。完璧ではないけど、ゼロから計画するより圧倒的に早い。叩き台をベースに「ここは違う」「これは良い」と調整していくのが効率的な使い方です。

やり方:条件を渡してプランA・Bを同時に作る

ステップ1:基本条件を伝える

夏の旅行プランを一緒に考えてほしい。

・目的地:長野県・松本〜上高地エリア
・日程:2泊3日(8月お盆明けの平日)
・人数:友人と2人
・予算:1人あたり5万円(交通費・宿泊費込み)
・やりたいこと:ハイキング、温泉、地元のグルメ
・移動手段:東京から特急あずさで松本まで。現地はレンタカー

まず晴れの日のプランAを出してほしい。
その後、雨の日のプランB(屋内中心)も別に作ってほしい。

ステップ2:プランAを確認して調整する

ChatGPTはタイムテーブル形式でプランを出してくれます。「1日目:松本城→そば屋でランチ→美ヶ原高原→温泉宿チェックイン」のような流れです。

ここで気になる点を伝えて調整します。

1日目の午後にハイキングを入れたい。
美ヶ原高原よりもう少し軽めのハイキングコース(1〜2時間)はある?
あと、夕食は宿の食事にしたいから外食は不要。

ステップ3:プランBを出してもらう

次にプランBを作ってほしい。
雨が降った場合に使える屋内スポット中心のプラン。
美術館、体験工房、カフェ巡りなどを組み合わせて。
松本市内を中心に回れるプランだとうれしい。

ChatGPTは松本市美術館、民芸館、そば打ち体験、地元のクラフトビール醸造所など、屋内で楽しめるスポットを組み合わせたプランBを出してくれます。

ChatGPTで旅行計画を立てるときの傾向

AIに目的地・期間・予算・好みを伝えると、分単位の旅程が生成される流れが定着しています。代替プランを事前に作っておく使い方や、現地の隠れた名所を聞き出すコツも広がっています。

一方で、AIに任せても旅にトラブルはつきもので、現地で予定通りに進まない場面は普通にあります。叩き台を作るところまでをAIに任せ、最終的な裏取りや予約は自分で行う役割分担が、現時点では一番うまく回る使い方です。

気をつけたいこと

ChatGPTが提案する店舗や観光スポットの「営業時間」「定休日」「予約の要否」は、必ず自分で確認してください。AIは2026年5月時点の情報に基づいていますが、個別の店舗情報は変わっていることがあります。

「おすすめのランチスポット」をAIに聞くと、実在しない店名や閉店した店を出すことがあります。Google Mapsや食べログで実在確認をする習慣をつけてください。

旅行プランを作る段階ではAIに頼りつつ、宿泊の予約や交通機関の手配は自分で行う——この役割分担を意識すると、AIの強みを最大限に活かせます。

まとめ

旅行計画の面倒さは「選択肢が多すぎること」にあります。AIに壁打ちしながらプランを作ると、選択肢が絞られた状態から微調整するだけで済むので、計画にかかる時間が半分以下になる流れがあります。雨の日プランBまで用意しておけば、当日の天気に振り回されずに楽しめる。旅行の前の週末に、15分だけChatGPTと壁打ちする時間が作れます。